政策・見解

6月議会 一般質問と答弁内容③ 市の施設の子どもへの無料開放について

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先日、お孫さんがみえる方から聞いた話で、遊びに来た孫たちを、岐阜市科学館に連れて行った際、受付で市内か市外か聞かれ、子どもは正直。聞いてもらったのが嬉しくて、「☆☆小学校!」と答えると、観覧料が市内に一緒に住んでいる孫は無料で、遊びに来た市外在住の孫は有料でした。連れていったこのかたは、岐阜市民の自分が連れて行っていて、どうして子どもの住所で差をつけるのかというご意見をいただきました。

このお話を聞いて調べてみると、今市内には、科学館を始め、歴史博物館や、ドリームシアター、岐阜城など、その他にもいくつかの施設が、同じ子どもでも、岐阜市民かそうでないかで、料金に差をつけています。

他市の状況はどうなのか調べてみると、例えば中核市で科学館のある28都市のうち、2都市では子どもは全て無料にしています。歴史博物館については、中核市の半数以上が、子どもは無料にしています。

この科学館、歴史博物館は、博物館法という法律で規定されています。この法律は、社会教育法の精神に基き、博物館の設置及び運営に関して、必要な事項を定め、その健全な発達を図り、もつて国民の教育、学術及び文化の発展に寄与することを目的としています。

これは市内か市外かという狭い了見ではなく、より多くの人々に社会貢献するという役割を持っているということだと思います。

入館料についても、23条で原則「公立博物館は、入館料その他博物館資料の利用に対する対価を徴収してはならない」とあります。こういうことから言っても、本来、入館料を徴収する施設ではないのです。

今、新しい制度で、「ふるさと納税」がありますが、これは市外の人でも、岐阜市に納税したいと思えば、納税できるという制度。納税者が税金の納付先や、使い道を指定できる、画期的な制度がある。そういう世の中の流れがある一方で、税金を払っている・いないで、市内市外で、子どもの観覧料に差をつけるのは、如何なものかと考えます。

こういった施設は、中味を充実し、より良い展示をしていくことに、主眼を置いていくこと。教育的見地から、より多くの子どもたちに来てもらって、学んで帰ってもらおうと思ったら、子どもの観覧料は全て無料にしてもいいのではないかと質問しました。

市の答弁は、「教育委員会所管の施設としては、科学館、歴史博物館、ドリームシアター岐阜など、それぞれ異なった目的、特徴、施設を持ったものであり、展示内容の充実を図り、子どもから大人まで学び楽しむことができる施設を目指し、今後は他の都市の状況などを含め十分調査し、減免についてこれまで行ってきた経緯なども含め、全ての中学生以下の観覧の無料化について、これから研究してまいりたい」というものでした。

市民の方の身近な意見を取り上げ、当局から前向きな答弁を引き出せたことは、大きな喜びです。これからも皆さんの声、大切にします。

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